2014年5月6日火曜日

5月の楽しみ方

なぜ、屋外で何かを食べるのはあんなにわくわくするのだろうか?
それが芝生の上、となるとわたしの中でわくわくはかなりのレベルになる。わたしはピクニックが大好きなのだ。

で、やっと暖かくなったので、GWの真ん中の日、恋人とピクニックをしようということになった。お昼ご飯に持って行くのは、子供の頃よく食べたサンドウィッチを彼が作りたいと言ったので、そのサンドウィッチとレンズ豆のサラダ、前の日に焼いたヨーグルトのタルト。
あとは、敷物と、本何冊かをかごに入れて出発。


もともと行くつもりだった場所へは着けず(バスを乗り間違えた)、急遽目的地を変更してたどり着いた公園。そこは気づいたら歩いても来れる距離にあった。わたしたちの好みの公園というのは、できるだけ自然に近い森の中のような感じで、遊具とかもなくて、ただただ芝生があるような場所なのだけど、この公園はその想像にぴったりだった。しかも誰もいない。時々見かけるのは老夫婦か、ジョギングスーツを来て本気のランニングをしている人。


ふたりともお腹ぺこぺこだったので、敷物を敷いて、すぐにサンドウィッチを頬張る。このサンドウィッチ、Pain bagnat (パン・バーニャ)という名前の南仏のサンドウィッチで、サラダ・ニソワーズをそのままパンに挟んだ豪快なものだけど、とっても美味しい。ただし、口を縦にも横にもめいいっぱい開けないと食べられない。豪快にあんぐり口を開けてがっぷり食いつく。


それからごろんと寝転ぶ。恋人は3秒で寝息をたてている。
寝て、日差しに合わせて移動して、寝て、本読んで、また日差しに合わせて移動して、おやつにタルト食べて、また寝て。 ただそれだけを、のんびりと。

地面から立ち上る緑の濃い匂いと、閉じた瞼の奥でちらちらと揺れる柔らかい光を感じながら、ただただのんびりを楽しむ。

少し肌寒くなったので、ふたりでむくりと起き上がる。伸びをして、敷物を畳んで、荷物をまとめて公園の中を少し散歩する。
することはたったこれだけなんだけど、こういう休日が大好きだ。

5月はピクニックがぴったりの月。まだまだ始まったばっかり♡





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