2011年11月17日木曜日

美味しい蛙の食べ方♥



アメリカ人やイギリス人がフランス人のこと指すを蔑称に、”frog”(カエル野郎)というのがあるらしい
その理由にはいろんな説があるみたいだけど、

①フランスの軍服の色が青色で、それが蛙に似ているからとか、
②昔からフランス料理ではカエルを食べる習慣があるから、とか (だからfrog eaterとも呼ばれる)
③エリザベス女王Ⅰ世が、愛したフランス王族の王子につけたあだ名が「frog」だったからだとか

でもわたしが一番好きな説は、
★パリジャンがいつも口にする単語が 蛙の鳴き声に似ているから、 というもの

その単語というのが、

「Quoi」 ”クワッ” 

この単語は日本語にすると 「何」という意味で、フランス、特にパリに住む住人たちは、「クワッ (何)」
「クワッ? (何?)」
をいつも繰り返し、
ふてぶてしく日常茶飯事、クワクワクワクワ 言っているからだそう 


これは本当にフランス人、特にパリジャンたちを表していると思うww


というわけで、蛙

わたしの大好きなフランスのアニメーション映画に「Les Triplettes de Belleville」(ベルヴィル・ランデヴー) の中に 蛙を美味しそ~うに食べるシーンが出てくる
この映画は2003年のフランスでの公開には100万人の動員があったらしく、独特の色合いやキャラクター、ストーリーも本当に面白い
日本語でももうすでにDVDになっているようなので、おすすめ
美味しい蛙の食べ方が学べます♥

でもわたしが一番惹かれたのは、この映画の主題歌 Mが手がける”Les Triplettes de Belleville”
(ちなみに、このビデオの中でも蛙を美味しいそうに食べてるシーンが一瞬映りますww)





音楽も大好きなんだけど、この歌詞がなんともいい♥



”ベルヴィル・ランデブー”



















































































































































































































トンブクトゥでは死にたくない
暑さで肌がつっぱっちまう
シワシワのヨレヨレでいたい
ベルヴィルの三つ子みたいに
アカプルコで死ぬのは嫌だね
ぎこちなくジゴロと踊るなんて
グニャグニャしていたいんだ
ベルヴィルの三つ子みたいに
ベルヴィル・ランデブーでスウィング
ダンス・マラソンでドゥディルー
ブードゥーにカンカン、ほうきにタブー
ベルヴィルでスウィングしてランデブー
シンガポールで死ぬのは嫌だね
インテリっぽく過ごすなんて
ヨレヨレのバカでいたいんだ
ベルヴィルの三つ子みたいに
ホノルルで死ぬのは嫌だね
鳥のように歌うなんてごめんさ
ハスキーな声でいたいんだ
ベルヴィルの三つ子みたいに
ベルヴィル・ランデブーでスウィング
ダンス・マラソンでドゥディルー
ブードゥーにカンカン、ほうきにタブー
ベルヴィルでスウィングしてランデブー
コンスタンティノープルも嫌だね
韻を踏みにくい地名だから
イカれて騒いでいたいんだ
ベルヴィルの三つ子みたいに
カトマンズなら住んでもいい
韻を踏みやすい地名だから
でもやっぱりイカれて騒ぎたい
ベルヴィルの三つ子みたいに
ベルヴィル・ランデブーでスウィング
ダンス・マラソンでドゥディルー
ブードゥーにカンカン、ほうきにタブー
ベルヴィルでスウィングしてランデブー




そして、フランスのアニメーション映画つながりで、今フランスで公開中の「Un monstre à Paris」(Monstre in Paris)
実はこの主題歌も、上のベルヴィル・ランデヴーと同じフランスのロック歌手Mが手がけていて、Mとヴァネッサパラディのデュエット”La Seine”
日本の公開が待ち遠しいな~







というわけで、うーん、あんまりまとまりなし! だけど何か?クワ?



2011年11月10日木曜日

ラブレター♥ なーんちゃって



今フランス語は引き続き勉強中で、友人のフランス人にフランス語を教えてもらうかわりに、日本語を教えたりしてお互い勉強しあっているのだけど、
いやー、日本語のニュアンスって本当に難しい!

例えば、”わざわざ” と ”せっかく”の違いって、何?
なかなかって、どういう意味?
”なんでやねん”って何? ”ボケ”って?”ツッコミ”って?
etc...

挙げ出したらキリがないほど (最後の行は、かなり偏った質問だけど...)
これを違う文化で育った人に、日本語以外の言語で説明するほど難しいことはない

それこそ中学や高校で国語は勉強していたけれど、わざわざ と せっかく の細かな違いなんて、教えてなんてくれなかった



そして反対にフランス語でもそうで、フランス人の性格を知っていなければよくわからないニュアンスが山ほどにある

そして、それで最近改めて思うのだけど、結局語学を勉強するということは、その国の文化を知っていなければ結局本当の意味で理解することは不可能だってこと
当たり前のことだけど、大学とかだけで言語だけ学んでも深い理解は難しいのでは?と心底思うのだ



Dscn0216



そういえば、このあいだ友人のフランス人男子から、好きな娘(日本人)にラブレターを書くから、それを手伝ってと言われた



相手の女の子はまったくフランス語は話さないので、日本語で書きたいと 
だから訳してくれと
オッケー!と気軽に引き受け、翻訳開始したのだけど、もうこれがたまらなくロマンティックすぎてまいっちんぐなのだ

「君に会えるまでの日々をいつも数えている」とか、
「君を抱き寄せて、僕の腕の中で星の輝きを見せてあげたい」とかとか

歯が浮く台詞がいっぱいで、勝手に文の最後に、いちいち ”なーんちゃって”って書き足したい衝動によっぽど駆られたが、そこは自分を抑え、ルーズリーフ一枚びっしり並んだフランス語と格闘し、最後の行を訳し終わる頃には、実はわたしがその娘さんを好きなのかもと勘違いするほど (会ったことないけど)

そして訳し終わった時には、シニカルな気持ちは全く無く、心底、その相手の女の子はこんな手紙もらえて運がいいな、と、思った
わたしのそのフランス人の友人はそこそこ外見もかっこいいし、性格も優しいし落ち着いているし紳士的だし、女性にドアを開けてあげる文化がない国の男子と共に育った日本人女子には、きっとこのラブレターは効果的だろうと思う

だって”ジュテーム”だよ? ジュテーム! 言われてみたい!!

と、結局、こんなラブレターを今後もらえる確立ほぼゼロのわたしとしては...
やさぐれながら、悪友のフランス人とワインでくだを巻くほうがあっているのだ♥



そしてわたしにとってのラブレターは...
1 23_2 パリのイラストレーター、Margaux Motin のイラスト↑ (以前のMargaux Motinの記事)



↓★Salon d'étoile からのお知らせです★↓

フランスの文化のあれこれについてフランス人に教えてもらいながら フランス語で会話を楽しむ「サロン・デュ・フランセ」、第一回目を開催します!!

お茶を飲みながら、毎回テーマに沿って フランス語でぺちゃくちゃお話をして フランス文化に触れる会
これからフランス語を話してみたい、フランス語を習っているけど会話する機会がない、 昔習っていたけどもう一度思い出したい、などなど ご興味のある方はぜひお気軽にご参加ください♪
(要予約 〆切り:11/10(木)まで)

教えてくれるのはフランス語講師のベテラン、 もちろんネイティブフランス人です

11月19日(土)
日常会話が話せる方:13:00~14:30
初心者の方:15:00~16:30
福岡市中央区薬院
会費:2000円(飲み物・お菓子付)

5人以上になりましたら開催予定ですので、 ご興味のある方は 下記サロン・デトワールのメールまでご連絡ください
info@salondetoile.com





2011年11月1日火曜日

集まる人たちの素敵な共通点



わっ!という間の11月

福岡に来てもうすぐで10ヶ月 あれだけ大阪を離れるのを嫌がっていたくせに、友達も知り合いも少しずつ増えてきてけっこう福岡ラブどっぷりハマってるのだけれども...ハタと気がついた ってゆうか前からうすうす気づいてはいたのだけれど...



わたしの周りには変な人しかいない



と、ここまで書いてわたしの周りの人たちにだいぶと失敬なのですが、ごめんなさい、控えめに&正直に
今突然始まったことではないが、本当に知り合いや友人になる人たちはどこか、なぜか風変わりな人たちが多い あえて言わせてもらうと、程度の差はあれ、もれなく全員!
ここまでくると逆に、普通って何?の世界なんだけれど...

というわけで、それはつまり多分、わたしが相当”変な人”好きっていうことなだけで、「変な人ラブ♥」って二の腕に彫ってしまおうかと思うくらい面白い人と知り合うのが大好きなわけで、一回味わってしまうとこれどんどん深くどんどん広く彫り広げて噛みしめたいと欲がでるみたいで、もっともっと増やしたいと、そういうわけで
Salon d'étoile (サロン・デトワール)始まりました♥



変な人変な人って連発しすぎてですが、面白い人が集まる社交場です

そして11月27日(日)、福岡・中央区の薬院にあるオルタナティブスペース・シゲキバにてサロン・デトワール のデビューパーティ、もとい、ホームパーティを行います



フレンチのシェフが作るお料理と自然派ワインを飲みながら、わいわいお喋りするだけの気軽なパーティです 
(もともとがわたしが面白い人達ともっとつながりたい、とそれだけが理由で決めたので...www)



みなさんお近くの方はぜひいらしてください♪
来られる方、ご連絡ください♥
info@salondetoile.com



Dm27_nov_2011_thum



11月27日(日)19:00-22:00
2,000yen (2wines & food)
@シゲキバ
〒810-0022 福岡市中央区薬院 1-16-18 江島ビル605



www.salondetoile.com