アメリカ人やイギリス人がフランス人のこと指すを蔑称に、”frog”(カエル野郎)というのがあるらしい
その理由にはいろんな説があるみたいだけど、
①フランスの軍服の色が青色で、それが蛙に似ているからとか、
②昔からフランス料理ではカエルを食べる習慣があるから、とか (だからfrog eaterとも呼ばれる)
③エリザベス女王Ⅰ世が、愛したフランス王族の王子につけたあだ名が「frog」だったからだとか
でもわたしが一番好きな説は、
★パリジャンがいつも口にする単語が 蛙の鳴き声に似ているから、 というもの
その単語というのが、
「Quoi」 ”クワッ”
この単語は日本語にすると 「何」という意味で、フランス、特にパリに住む住人たちは、「クワッ (何)」
「クワッ? (何?)」
をいつも繰り返し、
ふてぶてしく日常茶飯事、クワクワクワクワ 言っているからだそう
これは本当にフランス人、特にパリジャンたちを表していると思うww
というわけで、蛙
わたしの大好きなフランスのアニメーション映画に「Les Triplettes de Belleville」(ベルヴィル・ランデヴー) の中に 蛙を美味しそ~うに食べるシーンが出てくる
この映画は2003年のフランスでの公開には100万人の動員があったらしく、独特の色合いやキャラクター、ストーリーも本当に面白い
日本語でももうすでにDVDになっているようなので、おすすめ
美味しい蛙の食べ方が学べます♥
でもわたしが一番惹かれたのは、この映画の主題歌 Mが手がける”Les Triplettes de Belleville”
(ちなみに、このビデオの中でも蛙を美味しいそうに食べてるシーンが一瞬映りますww)
音楽も大好きなんだけど、この歌詞がなんともいい♥
”ベルヴィル・ランデブー”
トンブクトゥでは死にたくない | |||
暑さで肌がつっぱっちまう | |||
シワシワのヨレヨレでいたい | |||
ベルヴィルの三つ子みたいに | |||
アカプルコで死ぬのは嫌だね | |||
ぎこちなくジゴロと踊るなんて | |||
グニャグニャしていたいんだ | |||
ベルヴィルの三つ子みたいに | |||
ベルヴィル・ランデブーでスウィング | |||
ダンス・マラソンでドゥディルー | |||
ブードゥーにカンカン、ほうきにタブー | |||
ベルヴィルでスウィングしてランデブー | |||
シンガポールで死ぬのは嫌だね | |||
インテリっぽく過ごすなんて | |||
ヨレヨレのバカでいたいんだ | |||
ベルヴィルの三つ子みたいに | |||
ホノルルで死ぬのは嫌だね | |||
鳥のように歌うなんてごめんさ | |||
ハスキーな声でいたいんだ | |||
ベルヴィルの三つ子みたいに | |||
ベルヴィル・ランデブーでスウィング | |||
ダンス・マラソンでドゥディルー | |||
ブードゥーにカンカン、ほうきにタブー | |||
ベルヴィルでスウィングしてランデブー | |||
コンスタンティノープルも嫌だね | |||
韻を踏みにくい地名だから | |||
イカれて騒いでいたいんだ | |||
ベルヴィルの三つ子みたいに | |||
カトマンズなら住んでもいい | |||
韻を踏みやすい地名だから | |||
でもやっぱりイカれて騒ぎたい | |||
ベルヴィルの三つ子みたいに | |||
ベルヴィル・ランデブーでスウィング | |||
ダンス・マラソンでドゥディルー | |||
ブードゥーにカンカン、ほうきにタブー | |||
ベルヴィルでスウィングしてランデブー |
そして、フランスのアニメーション映画つながりで、今フランスで公開中の「Un monstre à Paris」(Monstre in Paris)
実はこの主題歌も、上のベルヴィル・ランデヴーと同じフランスのロック歌手Mが手がけていて、Mとヴァネッサパラディのデュエット”La Seine”
日本の公開が待ち遠しいな~
というわけで、うーん、あんまりまとまりなし! だけど何か?クワ?