2011年7月27日水曜日

ちょっとそこまで泳ぎに



生まれて初めてサンオイルを買った
中学の頃から何十年、おととしまでアンチ日焼けで通してきたのだけど、去年フランスで日焼けしてから今年はもっときれいに焼いてみようと思いたってのこと
日焼けをしようと決めると、野外行事がやたら楽しみになる

今回は海でBBQ!福岡は山も海も近くにあってアウトドアで遊べるところがたくさんあるので、そのひとつ能古島へ
本島からフェリーに乗って10分、考えてみると家から結局1時間ちょっとで島に着いた...大阪では考えられない  便利だ



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能古島について、そこからリムジンバスで5分、能古島キャンプ上へ
海辺でバーベーキューができて、予約すれば泊まれるみたい
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今回は食料は持ち込んで、バーベキューセットだけ借りたKakowpta9y1dji2askcf





もちろんワインをたらふく飲んでいるので、ちょっと休憩しながら、それでも待ちきれずに海!



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最後はみんな裸(笑) 一応アラウンドサーティ



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日曜日で人も少し多かったけれど、家から1時間で気持ちいい島にいけると思うと、やっぱり福岡いいところだなー と思う♥ ちょっと海通いにはまりそうだ



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2011年7月25日月曜日

大阪ラバー♥ Made in Osakaのすさまじさ



大阪へ1週間里帰りをさせていただきました
夫の従妹の結婚式という理由だけど、そのまま1週間ほどわたしだけ滞在


ちょっと大阪を離れてたってだけで、別にさほど変わることもなし、なんてタカをくくっていたのだけど、新大阪からJRで大阪駅に着くなり、「どこ!ここ!」状態...本気で迷い、福岡からの親戚一同を引き連れて迷子になる  ルクアって何!ここってどこの方向向いてるん!...こんなに変わってるなんて



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そして着いたその日に家族で入ったお好み焼き屋で、うっかりお箸で食べている自分に気づく...あ、コテ使って食べるの忘れてるやん!
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大阪人はコテで食べるんでした、お好み焼きKakox2todtnu4zrwe3bk






とはいえ、やっぱり生まれも育ちも生粋の大阪人なので、徐々に勘はもどり、堂々と赤信号で渡る同朋たちにまったく遅れをとることなく、体はなじんでいく





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今回はなんとなく事前に友達にあまり連絡していなくて、会える人にだけ会おうかなーなんてボーっと考えていたのだけれど、友達のお店に顔を出してるうちに会える人が多くなってきて、結局いつものように飲みっぱなしの滞在になった
すっごく楽しかったわけで





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いやーやっぱり福岡と大阪は全然違う 何が違うってやっぱり人が違う 大阪人は会話のテンポがやっぱり速くて言葉の間間にいらん言葉をはさんでみんなノリノリ(笑) 例外なく!それがいいかどうかは時と場合によって別として  こんなに空気が悪いところでこんなにもよう喋ってほんまにパワフルやなーと本気で思った ほんまによく喋る





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というわけで、久しぶりの大阪滞在、想像以上に忙しくて楽しくて、帰りの新幹線でちょっと今はもうここには住んでないねんもんなーって、寂しくなってしまった 
また当分のあいだ、大阪の家族と友達とたかじんとえみちゃんはおあずけ





でも、博多駅について、家までの帰りのバスの窓から漂ってきたとんこつスープの香りにお腹はぐーと反応し、その匂いにちょっと懐かしさを覚えて安心してる自分にも気づく
わたしの懐をにぎっているのはいっつも胃袋直結系だ!これからも胃腸を強化し(ついでに肝臓も)、大阪福岡行ったり来たりしたいなー







         それにしても、Made in Osaka って酷いな~Kakonsl0pam7qrnwvx8c








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2011年7月2日土曜日

服を着ることなんて、むしろ





ファッションは、わたしにとって音楽やダンスと同じだ 
なくてはならないもの 自然に体が反応するもの  
そしてそれに付随する必要不可欠の行為、「服を着るということ」はわたしにとって死ぬ寸前まで対峙する行為...だと思う

大学を出てすぐに働いたところがファッションの世界だった それまでわたしはそれこそ子供の頃から塾へ行くときも友達と遊ぶときも服の組み合わせを真剣に考える変な子供で、それからずっとお洒落をすることが大好きだったのだが、だからって一度もアパレル業界で働きたいなんて微塵も思ったこともなく、適当に受けて受かったところがファッションの世界だったのだ
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当時の会社の社長は、長くファッションの世界に身を置いてきた女性で、大阪では少し名の知れた人だった 一社員として入った頃とても気に入ってくれ、それから1年後くらいに社長の隣に移動しいろいろなことを学んだ メンズとレディスを両方扱うパリコレブランドのセレクトショップだったのだが女子社員が長く続かないところだったので、それこそ女子ひとり必死で時には社長の秘書のように働いた
ちょうど「プラダを着た悪魔」という映画が公開された頃で、あのストーリーを知っている人は、あの主人公のボス(メリル・ストリープが演じた役)がどんな人かを知っていると思うのだが、(もしくはヴアメリカン・ヴォーグ編集長のことを知っている人はすぐ想像がつくと思うのだが)、当時の社長は、あの役と本当に実写版のように酷似していて、わたしはあの映画を見たあと、驚きと、違う意味での感情移入のしすぎで、泣いたほどだ (あの映画は普通に鑑賞すればストーリー的にはまったく泣く映画ではないと思う)  それからひそかにわたしは社長のことを「バレンシアガを着た悪魔」と呼んでいたwww
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社長は女性特有の性格から同姓にかなり厳しく、女性との対峙なので、精神的にいろいろこたえることが多く、わたしもまだ若かったのでばか正直にしかできなかった部分もあり今思うと、今だったらもっと要領よくうまくできているかもなと思うことも多いのだけど、それはそれ
ただ、服の着方、独特のバランスのとり方など、服と対峙することについて本当に多くのことを教えてもらった

その社長の下で3年ほど働いた頃、パリコレの買い付けの仕事に連れて行ってもらえることになった  コレクションのショーをフロントロウで見て、そのあと展示会で服をつける(お店で買う服を決めるということ)
         ショーが始まる前の雰囲気はこんな感じDsc01667
          誰も気安くは近寄れないアナ編集長Dsc016601              
           どのショーもだいたい30分以上は遅れて始まる
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        そのショーの後、展示会で実際に服を手にして吟味するDsc02078
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一見聞くと、すごく楽しそうな仕事に思えるのだけど、いや、実際すごく楽しいことなのだが、まあそう簡単に手放しで喜んでいられるほど、うちの社長は甘くなかったのだ
文字通りいろいろあり、「わー楽しいー!」なんて言うことは到底できなかった
この時がわたしにとっては初めてのパリだったのだが、もちろん時間にも気持ちにも観光する余裕なんてなく、仕事の帰り右岸から左岸に渡るタクシーの中から赤と青にキラキラ光るエッフェル塔を3秒くらい見れた時、「今度は違うかたちでパリに戻ってきます」と、それこそ本当にバカみたいにエッフェル塔に誓ったのだ
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この頃の経験はわたしがそれからファッションと対峙する上でためになることはやっぱり多く、今でも服を着るということにはそれこそ真剣だ (...いや、まあ適当に着ることもかなり多いな...)
今、ファッションの世界で仕事をしようとは思わないし、本気でしたいのであればもっと早くに東京かパリにいくべきだと思うし、わたしには今他にしたいことがたくさんある
でも、「服を着る」ということはわたしにとって今もこれからも本当に特別な行為だ



だから適当に服を着たりする夫に真剣に怒ったりすることもあったりして、夫にすればいい迷惑だ (わかっている)  ありとあらゆるところに収納されたわたしの靴を見るたび、「しょうがない、こういう嫁をもらってしまった」とあきらめてくれる夫に感謝している
ちなみに靴、もう次は台所にでも収納しなければならない...

          パリで出会ったお洒落目一杯の可愛いマダムDsc01905_2



大阪と福岡でも街全体で見てもやっぱり人の服のスタイルが違う どっちがどうとかそういう問題でもない 日本とパリを比べても、パリとNYを比べても全然違う 当然だ  街の雰囲気も色も全然違うし、何といってもその人ごとの体型と顔のつくりと、街の中に映える度合いも違うわけだから
"無難"は"地味"になり得るし、"派手"と"一際目立つ"も違う これは本当に難しい
遊びが無い着こなしに洗練はない、かつクラシックを知らないところに洗練もない、と思う  
服を着るということは主観も客観も総動員して、それを飛び越えて自分にしかできない魅力的な着こなしをすることだと思う すごく絶妙なバランスでもって
わたしは「今年の流行」には疎いほうだし、それを追いかけて雑誌を買ったり服を買ったりする(日本人に多いと思う)行為はあまり好きではない 内からなんにも産み出されていない行為、かつ誰かのマネということを平気な神経が鈍感だと思うからだ

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わたしはまだ自分の着こなしは思うようにできない 毎回服を選ぶのに真剣を総動員してるかといえば、まったくそういうことはない  本当にいつも適当に感覚でしか選んでいない  それでも
服を着るという行為のとりこで、いつも焦がれている状態...
そして本当はTシャツとデニムだけで、何も身につけていないけどかっこいいっていうところにずっと憧れているのだ
       

というわけで、長々と書いたが、梅雨終わりでじめじめし過ぎて、ほとんど裸状態!何がファッションだと自分にいいたいくらい、いつもノースリーバーだ
...お洋服大好きです(笑)♥ みなさん、一緒にお洒落しましょう~


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