2014年8月6日水曜日

女友達という生き物

気のおけない女友達というものはなんでこんなに居心地がよいのだろうかと思う。他愛もないことから仕事のこと、恋愛のこと、ちょっとした打ち明け話、話題はつきず、永遠話をしている。大好きな店でとびきり美味しい料理を食べながらだと、一層テンションはあがる。ビール片手に焼き鳥でもいいし、知り合いの美味しいイタリア料理屋さんでもいい。少し落ちこんでいる時はゆっくりカフェで話をしたりと、とりあえず、なんでもいいのだけど。


ふと考えてみると、周りにいる女友達はそれぞれに、何かしらどっか変でおもしろい女性たちだ。もちろん外見もきちんと綺麗にしていてベッピンさんたちなんだけど、外見よりもその個性的な中身がそれぞれ滲みでているので、とっても魅力的。

昔からなにかと年上の女の人と遊んだりすることが多くて、20代の頃は、自分よりも年下の女の子に対しては何をどう話していいのかよくわからなくて苦手だったけれど、やっと30代に入ってポツポツとようやく年下の女の子とも遊べるようになった。最近は人の年齢の境がよくわからなくなってきたので、話して楽しい、居て心地良いを基準にしていると相手の年齢なんてどーでもいい。
ただ、わたしがあんまりチャキチャキと場を取り仕切ったりできるタイプではないので(酔っ払ったらとくに適当さに拍車がかかる)、周りにはおのずとけっこう頼りがいのある女たちが集まっているような気がする。もちろん料理の取り分けが上手な人たちばかり♡ww


お産で3,4ヶ月くらい実家に帰省していた親友が帰ってきた。その日親友の赤ちゃんに会いに彼女の家まで行って、子供をだっこしたり、旦那さんと話したりしながら、ちょうどそのあとに予定を入れていたので、2時間くらいお邪魔したあと、「じゃあねー。また来るね~!」
なんて言って新居をあとしにした。

で、その夜親友から電話がかかってきた。
「大丈夫?さっき、話ちゃんと聞けなかったから。」と彼女は言う。
さすがだ。この勘のよさ、びっくりした。
わたしのさらっとした近況報告で、昼間何をすぐさま察知したのか、親友という生き物はこんなふうに電話をよこす。わたしのちょっとしたしぐさとか、なんか考えてそうな空気感とかに敏感なのだ。

この細やかな女友達特有の優しさに久しぶりに触れて、このお見通し感にびっくりした。


で、最近思うのは、やっぱり女というものは、パワーがある生き物だなと思う。男の人にももちろんパワーがあるのだけど、女のそれとは種類が違うよう に思う。もちろん人にもよるけれど、なんというか他人を元気にさせるパワーがあるように思う。いつも大好きな女友達と会った後は、身体と心のエネルギーが 充電されているのだ。

とにかく女友達という生き物は、その外見に思いもよらずタフで、大事なもののエネルギーの変動を察知する鋭い嗅覚とそれを包み込む優しさを持つ、それはそれは魅力的な素敵な生き物だ。
しかも料理の取り分けが上手!(←しつこいww)

料理の色が本当に綺麗で、とびきりに美味しい大名にあるイタリアレストラン 「ニコーラ」



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