2011年8月30日火曜日

Paris -ダークサイド偏-



今回はパリ、ダークサイド偏 というタイトルつけてみたが、べつに全然ダークでもなんでもない
ただ、”花のパリ”を想像してパリにくると、けっこうガツン!とヤラれる日本人が多いらしい その想像の花のパリと本当のパリのあまりにもの差に... 

パリのダークサイド...パリには必ず生息しているものがある



”Le Parisien(パリジャン)”


パリにパリジャンさえいなければ、と言われるほどフランス人から嫌われているパリ人...パリはフランスではない、なんて言ったりする人がいるほどwww



まあ人にもよるんだけれど わたしの周りはけっこう優しいパリジャンが多かった
けれど、時々はやっぱりザ・パリジャンに遭遇することもあった
とりあえず、一言でゆうと、”意地悪”なのだ そして”自分勝手”



花のパリを想像してパリにきてみて、運悪くこのパリジャンに出くわしてしまったら...やっぱりダークサイドだ
でもパリにいればこれは、日常なわけで

パリのキオスクやメトロで必ず目にする新聞、”Le Parisien(パリジャン)”
このテレビCMがかなりパリ人を風刺していておもしろい パリ人のだいたいがわかってもらえるかも
ちなみに最後に必ず出てくるナレーションは、
”Le Parisien, il vaut mieux l’avoir en journal !(パリジャンは新聞の方がいい!)”

 



これは日本人ツーリストが出てくる、ツーリスト偏



これこそ”自分勝手”パリジャンがよくわかる それからすぐキレるところも(笑)



次は もらった名刺偏




そしてめちゃめちゃわかりやすくてけっこう好きなのがコレ La melde偏



Pub Le Parisien La Merde 投稿者 Alans



それから、サッカーの試合がある日は街がほんとにひっそりする これもパリジャンの一面




ケチで不親切なところがバッチリ!多分これはパリの公衆トイレが有料だった頃のCMで、その公衆トイレでは用を足さず、その横でするところなんかもバッチリ!


全員が全員こんなんじゃあ、もちろんない
でもやっぱりパリジャンの態度にむっとしたりすることは、パリでは避けて通れない

でも、わたしはパリジャンの大好きなところもたくさんあって、例えば、重いスーツケースや大きな荷物を女性一人で持ってメトロの階段の前にいると、必ず、必ず、男の人が手伝ってくれるのだ これは99%の確立で わたしも何回も助けてもらった  スーツケースがベビーカーになっても同じ 
そして多分みんな元来おせっかい焼きなので、何か道端で困ったことがあり立ち往生していると必ず誰かはお世話をやこうとしてくる 素無視が多い日本の都会とは大違い
 
それにパリのポリスは日本と違って融通が利く人も多い
一回、仕事仲間の日本人と仕事でトラックに乗っていて、運転している同僚に会社から電話があり、止むをえず喋りながら運転をしていたところを、ピッピーと止められたことがあった
運転していたその同僚はフランスに長く住んでいるが、ちょうどビザの更新中で今回違反があると日本に送り返される状況にありかなり冷や汗もののシチュエーションだった  免許でいろいろ調べその状況がわかったポリスは
「君、今度違反が見つかるとフランスに住めなくなるんぞ」
「はい、すみません...」
「フー(肩をすくめてよくフランス人がよくやる態度)、しょうがない、
今日はノエル(クリスマス)だ  行け」
と、そのまま違反切符を切らず見逃してくれたのだ
メルシー!メリークリスマス!とこの危機的状況を乗り切った覚えがある(ちなみにこれは夏真っ盛りの出来事)
多分、大阪のTVの「なにわ警察24時」的、関西人のユーモアがあればなら本当に違反切符を切られずにすむ、なんてことはよくあると思う

こんな風にまんざら嫌なやつばっかりではないのだ 
まあ共通しているといえば、善くも悪くも絶対的な個人主義ってこと これが日本人にとってはかなり違うところで、そこががつんときたり、逆に楽しめたり...それだって人による  

まあダークサイドなんて言っちゃったけど、この独特”パリジャン”もパリの大きな魅力なわけだ





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