2016年5月29日日曜日

愛しのヴィーガンボブン

Bo bun (ボブン): Phoに並び、パリ名物といっても過言ではないくらい、フランス人が大好きなベトナムの麺料理。細い米麺の上に、牛肉、揚げ春巻き、砕いたピーナッツ、野菜などをのせてタレでいただく、汁無しの麺。ベトナム語でBo=牛 Bun=米麺の一種 のこと。
用例:「これがパリで一番のボブン」と自分のお気に入りのボブンの店を張り合うのはパリジャンたちの特色。

ミントとパクチーが盛り盛りで、夜、ベトナム料理屋のテラスで食べるBo bunの美味しさといったら!!
でも噂によると本場ベトナムにはBo bunなんて料理は存在せず、フランスのベトナム料理にしかないらしい。そういえば日本でも食べたことがない。


ニースはもう昼間はノースリーブでうろうろできるほど、日差しが強くなっている。そろそろBo bunが美味しい季節だ。とはいえ、アジア料理はニョクマムやナンプラーなど魚醤が基本なので、ベジタリアンになってからは大好物のBo bunからも遠ざかっていた。
それでもどうにかベジタリアン使用で食べられないかしらと、いつもの食い意地の張った欲望でついに発明したヴィーガンボブン!!

アジア食材店で見つけた玄米の米麺に、
タイニで味付けした胡桃ときのこと茄子のベジタリアンミンチ、
細切り人参の甘酢漬け、
塩もみしたキュウリ、
ビオ食材店で売っているVegan揚げ春巻き、
たっぷりのミントとパクチー、
そして今回発明したとっておきのベジダリアン偽ナンプラーダレは、干し椎茸と昆布だし、砂糖、たっぷりのライム汁、そして秘訣は関西では欠かせない淡口醤油とそれからニュートリショナルイースト。ニョクマムを使わずに驚くほど似たくせのある味をだせたので、ボブン好きのCyrilもびっくり。わたしにやにや♡


愛しい日々の連続を♡





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